赤ちゃんとおしゃべりができる日を楽しみにしているママ・パパは多いと思います。
かわいらしい声で赤ちゃんがおしゃべりしてくれるのはいつからなのかな?
おしゃべりに対してどういう風にお返事したらいいんだろう?
なんて思っているママ・パパもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、赤ちゃんのおしゃべりについての紹介したいと思います!
赤ちゃんのおしゃべりはいつから始まる?クーイングって何?
生後3か月ごろから、赤ちゃんが機嫌のいい時に出す「アー」とか「クー」などという喉の奥を鳴らすような音(声)のことをクーイングといいます。
クーイングは赤ちゃんのおしゃべりの始まりだといわれています。
ですが、赤ちゃんのクーイングは声道の運動であったり、声が出るという感覚が心地よいので繰り返していることがほとんどで、おしゃべりのように意思を伝えるという意識はまだありません。
ここで、ママやパパが「楽しいの?」「気持ちいいねー」など、赤ちゃんのクーイングに返事をすることで、赤ちゃんは声を出すと誰かが返事をしてくれるということを学びます。
赤ちゃんがご機嫌な様子で声を出しているときには、ママやパパも積極的に赤ちゃんにおしゃべりをしてあげるといいですね(^^)
喃語(なんご)って何?
生後4~5か月ごろになると、今度は単音ではなく「アーアーアー」などの音を繰り返し声に出すようになります。
これが喃語(なんご)と呼ばれるもので、赤ちゃんが声を出すのを楽しんでいる様子のことです。
このころの赤ちゃんは積極的に様々な音を声に出します。
おしゃべりの研究をしているのかもしれませんね(^^)
7か月ごろには、より赤ちゃんの舌や声道が成長をして、「ダア・ダア」「マンマンマン」などの複雑な喃語も声に出すようになります。
ママやパパからのおしゃべりに対して返事をするように真似をしたり、イントネーションを上げ下げしてみたりと、さまざまなバリエーションで周りの大人たちを喜ばせます。
ママやパパの真似をしておしゃべりをしている様子は、見ていてとても微笑ましいですよ♪
赤ちゃんとおしゃべりを楽しもう!
赤ちゃんが成長していくと、自然に声を出しておしゃべりを習得していくと思ってはいませんか?
赤ちゃんはテレビ・おもちゃなどの音からも言葉を学んでいきますが、やはり一番のお手本はママやパパなど身近にいる人からとのコミュニケーションで言葉覚えていきます。
だけど、どういう風に赤ちゃんに話しかけていいのかわからない・・・。というママもパパも多いと思います。
そんなに難しく考えず、赤ちゃんのおしゃべりに対して返事をしたり、ママやパパが思っている(「今日は天気が良くてきもちがいいね~」とか)ことを赤ちゃんに伝えてあげたりでOKです。
「イナイイナイバー」なども、赤ちゃんとのコミュニケーションとしては◎ですね!
ただ注意してほしいのは、「赤ちゃんとおしゃべりをしている」ということを忘れないでほしいということです。
赤ちゃんに背中を向けて独り言のように呟いても、赤ちゃんは困ってしまいます。
しっかりと赤ちゃんに表情を見せて、ママ・パパの声を聞かせてあげてくださいね。
はじめは言葉としての返事がなくてやりずらいと感じるかもしれません。
けれど、話しかけていくにつれて、赤ちゃんは表情や声で返事をしてくれるようになります。
絵本を読み聞かせたり、童謡などの歌を歌ってあげたり、赤ちゃんが大好きなママとパパの声をたくさん聴かせてあげてください♪
ママとパパからのおしゃべりは、赤ちゃんの心と体に愛情という栄養として蓄えられていき、赤ちゃんの「おしゃべりしたい」気持ちを育ててくれますよ(^^)!
まとめ
赤ちゃんのおしゃべりについて、いかがだったでしょうか?
今回覚えてほしいポイントはこちらです。
- おしゃべりの始まりは生後2~3か月ごろから
- クーイングとは赤ちゃんが機嫌がいい時に喉を鳴らしている音のこと
- 喃語(なんご)はクーイングよりも複雑なおしゃべりで、ママ・パパの真似をしてみたりバリエーションが豊か
- 赤ちゃんの一番のお手本はやっぱりママやパパの声!たくさん声をかけてあげて
おしゃべりをしだすのが早い・遅いとか気にされる方がいますが、あまり気にしないでくださいね。
赤ちゃんがクーイングや喃語でおしゃべりをする時期というのはとっても短い間です。
はじめてのおしゃべりなので、赤ちゃんにとってもママ・パパにとっても楽しい時間として過ごしてほしいですね。
赤ちゃんと今しかできないおしゃべりをたくさんして、楽しく過ごしてください!
今回はここまでになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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