赤ちゃんが動けるようになると、少しの間でも赤ちゃんから目が離せなくなります。
ほんの数秒目を離しただけで、予想外の行動をします・・・
大きなけがをしなければ良いのですが、頭をうってたんこぶを作ってしまうこともよくあります。
今回は、赤ちゃんの頭にたんこぶが出来てしまった時の対処法などんついて、紹介していきたいと思います!
赤ちゃんにたんこぶができたらすぐ病院へ?
寝返りが出来るようになると、赤ちゃんはよく動くようになります。
少しの間だから大丈夫かと思ってソファに寝かせておくと、急に体勢を変えてソファの上から落下してしまうなんてこともあります。
おすわりができるようになれば、座っていたはずが急にバランスを崩したのか、そのまま後ろ側に倒れたり、
ハイハイができるようになれば、色々なところに突進していって頭をぶつけたり、
歩けるようになればものすごい勢いで転んでみたり・・・
とにかく目が離せません!
実はこれ全部、わが子がやってきたことです(笑)
まだ全体のバランスとして頭の方が大きい赤ちゃんは、頭から落下してしまうことが多いです。
本当によく頭をぶつけてしまっていたので、おでこや後頭部にたんこぶをしょっちゅう作っていました。
一時期、本気でヘルメットの購入を考えたほどです。
頭に大きなたんこぶができてしまうと、病院に行こうか迷ったりもしていました。
病院に行く前に、まず赤ちゃんが頭をぶつけた直後の様子をよく見ておくことがポイントです。
ぶつけてからすぐに泣けば意識がしっかりしている証拠なのでまず大丈夫。
すぐに病院へ行った方が良い場合は、こちらのような状態の時になります。
- 頭をぶつけてすぐに泣かず、ぼーっとしている
- 目の焦点が合っていない、意識がもうろうとしている
- 耳や鼻から出血がある
- 嘔吐や吐き気がある
- けいれんを起こしている
- 顔色が悪い
もし頭をぶつけてすぐに泣いていたとしても2~3日は様子を見て、嘔吐や出血などの異常がないかをしっかり見ておく必要があります。
たんこぶができたらまず冷やす!
軽傷の場合だと、頭皮と同じ白い色のたんこぶができます。
また、強めに打ってしまうと内出血を起こし、赤く腫れあがることもあります。
柔らかくぶよぶよしている時も内出血している可能性があります。
通常は赤く腫れていてもしばらくすると青くなり、治ってくるのにつれて黄色っぽくなり、そのうちに消えていきます。
たんこぶがぶよぶよしているときは、たんこぶの中に血がたまっている状態になります。
この状態を「帽状腱膜下血腫」と言うのですが、小さな血管がたくさんあるのでたまった血は固まることはありません。
完全に無くなるまでに1か月ほどかかってしまうこともありますが、自然に治るのを待つが一般的です。
無理に対処する必要はありません。
ただ、たんこぶは打撲と同じなので、できてしまったら早めに患部を冷やしてあげてください。
急激に冷やすのではなく、氷まくらや冷えピタなどで冷やしてあげると良いですね。
嫌がるときは、無理せず冷たいタオルを当ててあげるだけでも良いです。
たんこぶができてもお風呂に入っていいの?
頭を打って大きなたんこぶが出来てしまっている時は、お風呂は控えたほうが良いです。
当日はもちろん、できれば2日間はお風呂は控えると良いです。
お風呂に入ると、代謝が良くなって血流が良くなります。。
もし脳内出血を起こしている場合は、出血が拡大してしまう恐れも。
それに、たんこぶは冷やしてあげたほうが良いので、体を温めてしまうと逆効果です。
赤ちゃんの様子を見ながらお風呂は控えて、汗などをタオルで拭き取ってあげるぐらいに済ませてあげてください。
また、たんこぶがあるときに頭を洗うのもきっと痛いかと思うので、あまり構わずそっと拭き取る程度に済ますのが良いですね。
まとめ
- 頭を打ってすぐに泣けばまずは安心
- 頭を打ってすぐ泣かず、ぼーっとしていたら要注意
- 意識がしっかりしているかと出血の有無をよく見る
- 吐き気や嘔吐の有無も確認する
- 頭を打って2~3日はよく様子を見る
- たんこぶは優しく冷やしてあげると良い
- お風呂はできれば2日ほど控える
大きなたんこぶが出来てしまうととても心配になりますが、まずは落ち着いてよく様子を見てあげてください。
大きなけがをしないように注意も必要ですね。
今回はここまでになります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。